今回は過食嘔吐が身体に与える影響(デメリット)や困る事、そしてその解決方法について紹介させて頂きます。
過食嘔吐をしていると様々な悪影響が身体に現れます。過食嘔吐が身体の内部にも悪いという事は前提として、この記事ては日常生活の中で起きる不具合と、その解決法について解説して参ります。
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過食嘔吐で顔が浮腫む、大きくなる
過食嘔吐をしていると顔がむくんだり、パンパンに大きくなったりする事があります。
顔が浮腫む、大きくなってしまう原因は、嘔吐をする事によって唾液腺が腫れてしまう事や、吐く行為を繰り返す事で顎の筋肉が発達しエラが張ってしまう事が挙げられます。いずれにせよ過食嘔吐を辞めない限り無くす事は難しいです。
顔が浮腫む、大きくなる時の解決法
主な解決法としてはリンパマッサージやストレッチ、またエラボトックス注射等で改善が可能です。私は上記の方法を実践し、万年的な顔の浮腫やエラの張りを抑える事が出来ております。
過食嘔吐で吐きダコが出来る
これも過食嘔吐を繰り返していると避けられない事です。吐くために口に手を入れる事で上顎と下顎の歯があたり、薬指や手の甲に吐きダコが出来てしまいます。
これも顔の浮腫同様、辞めない限り無くなる事はありません。吐きダコは過食嘔吐の証とも言える物なので家族や友人、恋人にバレる原因にもなります。
吐きダコの解決法
吐きダコも根本的に解決するためには過食嘔吐自体を辞めるのがベストですが、過食嘔吐を続けながらも治し、軽減させて行く事が可能です。
吐きダコののタコの部分は死滅した皮膚=角質になります。お風呂等で柔らかくした後にヤスリ等で角質を落としてあげる事で改善出来ます。また、吐く時に指が当たらないように絆創膏等でガードする事も有効です。
過食嘔吐で歯が溶ける
過食嘔吐の影響で歯が溶けてボロボロになってしまうのも悩みの1つです。
これは嘔吐する際の胃液=酸が歯を溶かし、弱くして様々な疾患を出してしまうという症状です。歯は一生モノなので大切にしたいところですが、どうすれば防げるのでしょうか。
歯を守る解決法
過食嘔吐した後の歯は酸で弱っています。そのため意外かもしれませんが直後の歯磨きはNGです。歯を磨く場合は1時間後程を目安にしてください。また酸を多く含むジュースもNGなので、出来るだけ避けましょう。
最も効果的なのは、定期的な歯科検診です。歯医者さんに歯の状態をしっかりと診てもらい、対処法を教えてもらいましょう。
過食嘔吐が家族や恋人にバレる
身内に過食嘔吐がバレてしまうと不安に思う方も少なくありません。「心配して欲しい」という思いがある方以外は、出来るだけ誰にも過食嘔吐の事をバレずに遂行したいはず。
バレてしまうと今までのように吐くことが難しくなってしまいます。出来るだけ身内バレは避けたい所。
家族や恋人にバレるのを防ぐ方法
主にバレてしまう原因としてはトイレの汚れ、臭い、吐いた後の顔、吐きダコになります。
トイレの汚れや臭いは徹底的に掃除、消臭スプレーで取り除くように注意することが必要です。跳ね返りで便座の裏が汚れることもあるので要注意です。
過食嘔吐でお腹に痣が出来る
吐く時に胃を反対の手で圧迫する場合は、お腹の部分にカサカサとした痣のような色素沈着が出来るケースがあります。私もその一人でした。
お腹の痣は日常的に人に見られることはありませんが、ふとした時に見えてしまったり、水着になった際に不自然な部分ではあるので、出来るだけ作らない事をおすすめします。
お腹の痣、色素沈着の解決法
これは保湿で完治します。お風呂の後に顔と同様に、化粧水、保湿クリームをしっかりと塗ってあげましょう。1ヶ月続ければ治る事が多いです。
過食嘔吐が身体に与えるデメリットと解決方法!顔の浮腫や歯についてまとめ
過食嘔吐を続けていると確実に身体に悪い影響(デメリット)が及びます。
必ず定期的に健康診断を行い、重大な疾患がないかをチェックするようにしましょう。日常的に起こるデメリットの多くに関しては今回説明した部分で解決が出来るかと思います。
しかし、これは簡易的な措置なので、あくまでも参考程度にして頂けましたら幸いです。